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 会員への情報提供


免震・制振に関する最新情報をタイムリーに発信します
免震部材・制振部材の実大試験によって得られた新たな知見や、大地震によって得られた免震部材・制振部材の状況、国内外の研究事例などの最新情報を、機関紙やシンポジウムなどを通してタイムリーに発信します。

実大試験のリアルタイムムービーの配信を受けられます
実大免震試験機を用いて実施される構造実験のうち、公開が可能なものについては、会員に対して実験の様子をリアルタイム(もしくはオンデマンド)で公開します。

試験施における見学会や説明会へ優先参加頂けます
国内で初となる実大免震試験機には、「これまでにない全く新しい荷重計測機構」「大鉛直荷重・高速度・大変形で試験体を加振させる加力技術」「高軸力下でもひび割れを生じさせない剛強なコンクリート躯体構築方法」「大軸力を支持する鋼製反力梁の設計」など、様々な研究要素・開発要素などの技術によって構成されています。2022年度は、これらの研究開発課題の詳細や建設状況の説明会、見学会を開催し、会員の皆様には優先して参加きました。 2023年度以降も、試験施設や実験の見学会、説明会を開催します。

免震部材・制振部材の経年変化データを定期報告します
積層ゴムや免制振ダンパーは、高分子化合物を主体とした機械部品であることから、コンクリートなどの構造部材と比較すると性能の変化や劣化は避けられず、いずれ交換が必要となります。一方、実機を対象とした場合、経年変化を踏まえてどの程度性能が低下するかについては、まだ十分な知見はありません。免震研究推進機構では、免震部材・制振部材の経年変化データを定期的に報告します。

免震部材・制振部材の動的性状の定式化を支援します
本施設の試験環境の整備によって、ハードニングなどを含めた実機ベースでの終局性状が続々と明らかになることが期待されています。免震研究推進機構では、これらの性状の定式化を支援します。

学術界・産業界の研究者・設計者が結集して第三者機関を組織し、免震技術・制振技術の発展に貢献できます。
免震研究推進機構には、免震部材・制振部材の性能を直接調べる「第三者機関」という重要な位置づけがあります。学術界・産業界の研究者や設計者が一堂に会し、主体的に性能を試験し、最新の情報を随時共有することで、免震技術・制振技術の健全な発展に貢献することができます。